127.0.0.1の概要をまとめました。
ループバックアドレスとは
ループバックアドレスは、コンピュータ自身のIPアドレスです。127.0.0.1はループバックアドレスの一つになります。
「127.0.0.1」「::1」はローカルループバックアドレスと呼ばれ、コンピュータ自身を指すIPアドレスになります。「127.0.0.1」はIPv4のループバックアドレスで、「::1」はIPv6のループバックアドレスです。
IPv4とIPv6の違い
IPv6は「Internet Protocol Version 6」の略で、IPv6とIPv4の大きな違いは、「使用できるIPアドレスの数」です。IPv4は第4オクテットまでの4つのオクテットに区切られ、10進数の数字で表現されますが、IPv6アドレスでは16進数が使われます。
localhostと127.0.0.1(ループバックアドレス)
localhost(ローカルホスト)は、コンピューター自身を指すホスト名です。127.0.0.1をhostsファイルで名前解決するときにlocalhostで名前解決されます。
hostsファイルにはデフォルトで以下の記述がされています。
127.0.0.1 localhost
::1 localhost
Windowsのhostsファイル:
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
Linuxのhostsファイル(MacもLinux同様にUnixの派生となるOSなので同じファイルを参照する):
/etc/hosts