WEBデザインやサイトの開発等で必要になる、HTMLに関する技術力を証明する資格、「HTML5プロフェッショナル認定 レベル1」の概要をまとめました。

HTMLとは

HTMLはウェブサイトの文字を表示するために使用するマークアップ言語です。
詳細は以下のページでまとめました。
試験の概要
本資格の概要を本資格の公式サイトから引用します。
HTML5(CSS3) レベル1は、WEBコンテンツをHTML・CSSなどで作成することを認定する資格です。
HTML5(HTML Standard)、CSS3などの最新のマークアップを使って
マルチデバイスに対応したWebコンテンツをデザイン・制作できる。
(中略)
この認定の取得を通じて、下記のスキルと知識を持つ
Webプロフェッショナルであることを証明できます。HTML5(HTML Standard、 CSSなどのWeb技術)で何ができるか、どういった技術を使うべきかの広範囲の基礎知識を有する。
HTML5(HTML Standard、CSSなどのWeb技術)を使ってWebコンテンツを制作できる。
ユーザ体験を考慮したWebコンテンツを設計・制作できる。
スマートフォンや組み込み機器など、ブラウザが利用可能な様々なデバイスに対応したコンテンツを制作できる。

試験の対象者
以下の職種を想定としている資格試験です。様々な職種に対応します。
- Webデザイナー
- グラフィックデザイナー
- フロントエンドプログラマー
- HTMLコーダー
- Webディレクター
- Webシステム開発者
- スマートフォンアプリ開発者
- サーバーサイドエンジニア
プロフェッショナルな資格ですが、
デザイン・Web・開発に関わる幅広い職種を対象としています。
試験時間
試験時間は90分です。
受験料
受験料は¥16,500(税込)です。
出題数と合格点
約60問が出題され、合格最低点については公表されていません。
資格の有効期限
認定の有効期限は5年です。認定の有効性については以下のリンクから確認できます。
ITSSのレベルは2
HTML5レベル1のITSSのレベルは2になります。
HTML5レベル1は、DX推進スキル標準(DSS-P)と各種認定試験・資格を対応付けている「DX推進スキル標準(DSS-P)と認定試験・資格とのマップ」における「フロントエンジニア」「バックエンドエンジニア」「フィジカルコンピューティングエンジニア」の3分野において「レベル2」として位置付けられています。
出題範囲
HTML5(CSS3) レベル1の試験範囲は、JavaScriptでのプログラミング範囲を除いたWEB制作に関するコンテンツ作成が試験範囲です。
JavaScriptはスライドショーやアニメーションなどを作成するのに使われます。そういった動的な(動きのある)ウェブサイトの作成に関する技術はレベル1では問われません。

出題範囲の詳細は以下のページにまとめられています。

出題方式
キーボードで入力する問題が少しだけ出題され、あとは選択式での出題です。
試験実施方式
試験方式はコンピュータベーストテスト(CBT)です。
マウスによる選択方式がほとんどですが、キーボード入力問題も多少出題されます。
CBTの詳細は、試験配信会社(テストセンター)「ピアソンVUE」までお問い合わせください。実技や面接はありません。

試験対策
HTML5(CSS3) レベル1の試験対策を紹介します。
認定教材
HTML5(CSS3) レベル1公式の認定している教材の使用です。

例題の確認
本試験の公式サイトに掲載されている例題です。内容を確認しておきましょう。

ping-t
IT系資格の取得を支援しているping-tでも本資格に関する内容があります。
「HTML5プロフェッショナル認定 レベル1」に認定されたら
試験に合格すると認定証と認定カードをもらえます。

まとめ
HTML、CSSを使う仕事をする人におすすめのHTMLに関する資格の情報をまとめました。