Windows Server 2022の使い方、基本操作をまとめました。
リモートデスクトップ接続
まずWindowsキーとRキーを同時に押します。

以下を入力します。
mstsc

IPアドレスもしくはホスト名を入力します。

リモートデスクトップ接続を終了する
リモートデスクトップ接続は、接続している最中に右上のウィンドウを×ボタンをクリックして終了するだけではセッションが切断されず、ローカルのパソコンからサーバーまでの通信は切断されますが、サーバー上でユーザーがサーバーにログインしているセッションが残ります。
セッションを残す場合
リモートデスクトップ接続しているウィンドウを右上の×をクリックして閉じるとユーザーがログインしたまま接続が切断されます。

セッションを切断する場合
セッションを切断する場合は左下のWindowsアイコンをクリックしてその次にユーザー、サインアウトとクリックしてサインアウトするとセッションを切断できます。

もしくは以下のようにWindowsキーとRキーを同時に押した後にlogoffと入力してエンターします。

コマンドプロンプトの使い方
コマンドプロンプトはコマンドでWindows Server を操作できるアプリです。
WindowsキーとRキーを同時に押してcmdと入力してエンターキーを押下するとコマンドプロンプトを立ち上げることができます。


バッチ(.bat、.cmd)ファイル
バッチファイルはコマンド群を一つのファイルにまとめたものです。タスクスケジューラに.batファイルを指定することで定期的にコマンドを実行させることが可能です。
Powershell(パワーシェル)の使い方
Powershellはコマンドプロンプトより機能が拡張されたものです。
PowerShell は、コマンドライン シェル、スクリプト言語、および構成管理フレームワークで構成されるクロスプラットフォーム タスク自動化ソリューションです。 PowerShell は、Windows、Linux、macOS で実行されます。

.ps1ファイル
Powershellはps1ファイルを実行できます。
スクリプトは、1 つ以上の PowerShell コマンドを含むプレーン テキスト ファイルです。 PowerShell スクリプトには、
.ps1
ファイル拡張子があります。

ホスト名(コンピュータ名)の確認
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
hostname
echo %COMPUTERNAME%
もしくはPowershellで以下のコマンドを実行します。
hostname
ログインしているユーザーの確認
以下のコマンドを実行して現在ログインしているユーザーを確認します。
whoami
ネットワーク接続とWindows Server
特定のサーバーへの通信を確認するにはpingコマンドを使用します。
ping
特定のサーバーのIPアドレスまでの通信経路を確認するには以下のコマンドを実行します。
tracert
ログの格納先
Windowsのログはイベントビューアで確認します。
eventvwr.msc

以下のウィンドウがイベントビューアです。

左下の検索ボックスからイベントビューアと入力してもイベントビューアを開くことができます。
ただし、イベント と ビューアー には半角の空白が必要です。

Windowsのサービス
WindowsキーとRキーを同時に押して以下を入力します。
services.msc


グループポリシーの概要と使い方
グループポリシーは、Windows Serverの設定を管理・制限することができるものです。グループポリシーを調整することでWindows Serverの環境を構築します。
グループ ポリシーを使用すると、Windows Server および Windows クライアント オペレーティング システムを実行しているコンピューターで、ユーザーとコンピューターの設定の構成と設定を管理できます。 グループ ポリシーを使用してユーザーとクライアント コンピューターのグループの構成を定義するだけでなく、サーバー固有の操作とセキュリティの設定を多数構成することで、サーバー コンピューターの管理に役立つグループ ポリシーを使用することもできます。

グループポリシーの適用
グループポリシーを変更したら以下のコマンドを実行して強制的にグループポリシーをWindows Server に適用します。
gpupdate /force

上記のコマンドを実行しないとグループポリシーを変更しても再起動するまでOSに設定が反映されません。
コンピューター設定のグループ ポリシーは、コンピューターの起動時に適用されます。 グループ ポリシーは、ユーザーのログオン時に適用されます。 このポリシーの初期処理は、フォアグラウンド ポリシー アプリケーションとも呼ばれます。

レジストリキーの概要と使い方
レジストリにキーと呼ばれる値を登録することでWindows Serverの挙動を調整するためのパラメータを追加します。
レジストリは、Windows および Windows で実行されるアプリケーションとサービスの操作に不可欠なデータを含む階層データベースです。 データはツリー形式で構成されます。 ツリー内の各ノードは、キーと呼ばれます。

レジストリキーは以下のコマンドで調整する画面(レジストリエディタ)を開くことができます。
regedit


コマンドプロンプトから実行しても開けます。

Windowsにログインできるユーザー
Windowsにログインできるユーザーを制御します。
Windowsドメイン
WindowsドメインはActive Directoryのことです。
ディスクの拡張・縮小等の管理
以下の記事でディスクを拡張する方法をまとめています。
タスクスケジューラの管理
タスクスケジューラの内容を管理します。
