オブジェクト指向プログラミングの概要をまとめました。
オブジェクト指向とは
オブジェクト指向は、プログラムをデータの処理の羅列として考えるのではなく、プログラムを一塊の物体（もの）として考える概念のことです。
英語で「Object-Oriented（オブジェクト-オリエンテッド）」といい、OOと表現されることもあります。
オブジェクトとは
オブジェクト指向での、オブジェクトは変数、関数、データ構造を組み合わせたものを指します。
例えば、JavaScriptはオブジェクト指向のプログラミング言語のひとつですが、以下の例では「color : “red”,」といったように、色という概念と具体的な色が明示されています。このような構造のプログラムを一つのオブジェクト（ものや物体に例えてとらえるということ）、としてとらえる考え方です。
myHondaという一つの物体の中に、より詳しい構造が記載されている、と考えます。この例の場合オブジェクトが変数myHondaに代入されています。
const myHonda = { color: "red", wheels: 4, engine: { cylinders: 4, size: 2.2 }, };
オブジェクトでの作業 - JavaScript | MDN
JavaScript は、オブジェクトベースの枠組みで設計されています。オブジェクトはプロパティの集まりであり、プロパティは名前 (あるいは「キー」) と値との関連付けから成り立っています。プロパティの値を関数にすることもでき、その場合はプ...
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オブジェクト指向の4大要素
オブジェクト指向には4つの考え方があります。
- カプセル化
- 抽象化
- 継承
- ポリモーフィズム
カプセル化
publicとついているデータについては、データをプログラム上の処理で変更することができますが、privateについては直接データを編集することができません。このprivateと書かれている部分のデータがカプセル化されている変更できないデータです。
class Car {
private String name;
private String color;
public int distance = 0;
public int fuel = 100;
}抽象化
継承
ポリモーフィズム
オブジェクト指向のプログラミング言語
オブジェクト指向のプログラミング言語は以下です。
- Java
- JavaScript
- Python
- C#
- 他
