新卒や転職で未経験からエンジニアになるには?:転職までの流れなど未経験からエンジニアになる概要まとめ

未経験でエンジニアになる方法について紹介します。

未経験のエンジニアに求められるスキルなど

未経験のエンジニアに求められるスキルとしては、その現場で必要とされるITスキルに加えて、やる気や謙虚な姿勢等が求められます。

例えば、Ciscoのネットワーク機器を扱うエンジニアとして採用される場合はCCNAやネットワークスペシャリストなどの資格で技術力を証明します。

未経験エンジニアにおすすめのIT資格

以下の資格は未経験のエンジニアにもおすすめのIT資格です。

  • 基本情報技術者試験
  • CCNA(ネットワークに関する資格)
  • LPIC/LinuC(OSに関する資格)
  • AWS認定資格(クラウドに関する資格)

未経験でも採用される業務

未経験のエンジニアとして採用された際に任される業務としては以下のような業務があります。

  • ネットワーク機器の維持保守運用作業
  • サーバーの維持保守運用作業
  • プログラムのテスター
  • ゲームのテスター

未経験でも採用される企業の例

日本のIT企業は、ほとんどが大手企業の2次受け、3次受け4次受け以下の企業群で構成されています。

こういった下請けの企業は元請けの大企業がすぐに契約を打ち切りにしやすく、雇用に流動性があるため未経験でも採用されます。

未経験からのエンジニアのキャリア

未経験として採用された後のキャリアアップとしては、インフラエンジニアであれば設計や構築に携わることで、アプリやゲームなどのエンジニアであればテストする側から開発してテストを依頼する側になるといった流れになります。

下流工程から上流工程、フリーランスや起業して独立するのがエンジニアのキャリア

未経験でエンジニアを始めたら、まずはSESなどの派遣企業で下請けで経験を積み、その後慣れてきて技術的な理解も深まってきたら上流工程に分類される業務を経験し、その後、SES企業を立ち上げたり、フリーランスになって独立をするのが日本のエンジニアのよくあるキャリアです。

最終的に独立しなくとも、入社した企業で定年まで勤めるなど、一般的なサラリーマンとして稼働することもエンジニアのキャリアとしてはあり得ます。

AIで新卒の求人は減るのか

2025年8月現在、アメリカではすでにAIの影響で新卒の求人が減りつつあります。現状まだ日本ではAIによって新卒の求人が減ったという話題は特に聞かないので新卒の求人は減っていないと思いますが、今後AIの台頭によって求人が減る可能性はあります。

IT資格をもっていると有利

ITの資格を持っていない新卒の就活生も多くいるので、IT資格を持っていると就職に有利になります。

入社したい企業が決まっている場合は、IT資格を保有しておきましょう。

入社時にITに関連する資格を持っていなくても、入社後に会社のお金で資格を取得することができることが多くあります。

企業によっては、プログラミングスクールに通ってIT資格を取得できる

SESなどの下請けや人材派遣に分類されるような企業では、未経験でも採用を行っていて未経験で採用後に会社のお金でプログラミングスクールに通ってIT資格を取得し、その後エンジニアとして元請けの企業へ派遣される形で稼働することができます。

エンジニア未経験におすすめの求人

エンジニア未経験におすすめの求人を紹介します。

Indeedで探せる「未経験歓迎」と書かれた求人

世界最大の求人プラットフォーム、Indeedに掲載されている未経験可、と書かれた求人は未経験でエンジニアを始めるのにおすすめの求人です。

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下流工程から経験を積める求人

IT業界は、設計や構築、開発などの上流工程に分類される作業から、低スキルでも稼働することができる下流工程の二つの作業に分類されます。

特に未経験からエンジニアを始める場合は技術的な理解が乏しい傾向にあるため、まずは下流工程で経験を積むことができる求人に応募しましょう。

下流工程に分類される作業は以下です。

  • システムの運用監視
  • 企業のヘルプデスク
  • 作業手順書の修正など

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