基本情報技術者試験の概要まとめ:ITエンジニアの登竜門と呼ばれるITの国家資格

IT資格

基本情報技術者試験の概要をまとめました。

基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「基本情報技術者試験」に関する情報です。

基本情報技術者試験とは

基本情報技術者試験は、以下の技術を持っていることを証明する、IPAが実施しているITの国家資格です。

ITを活用した戦略の立案、システムの企画・要件定義、設計・開発・運用に関し、担当する活動に応じて次の知識・技能が要求される。

  1. IT全般に関する基本的な事項を理解し、担当する活動に活用できる。
  2. 上位者の指導の下に、IT戦略に関する予測・分析・評価に参加できる。
  3. 上位者の指導の下に、システム又はサービスの提案活動に参加できる。
  4. 上位者の指導の下に、システムの企画・要件定義に参加できる。
  5. 上位者の指導の下に、情報セキュリティの確保を考慮して、システムの設計・開発・運用ができる。
  6. 上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。
  7. 上位者の方針を理解し、自らプログラムを作成できる。
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情報処理推進機構(IPA)の「基本情報技術者試験」に関する情報です。

基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門

IPAの公式サイトでは、基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門として掲載されています。

基本情報技術者試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「基本情報技術者試験」に関する情報です。

試験時間・出題形式・出題数(解答数)の概要

基本情報技術者試験の試験時間、出題形式、出題数の概要は以下です。

科目A

試験時間

90分出題形式

多肢選択式(四肢択一)出題数・解答数

  • 出題数:60問
  • 解答数:60問

科目B

試験時間

100分出題形式

多肢選択式出題数・解答数

  • 出題数:20問
  • 解答数:20問
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基本情報技術者試験の合格点

各科目の点数が600点を超えると合格です。

各科目の評価点が基準点(600点)以上の場合に合格です。
【CBT】基本情報技術者試験(FE) | CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト

試験のシラバス、要項

基本情報技術者試験の詳細な要項については以下のページで確認できます。

試験要綱・シラバスについて | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「試験要綱・シラバスについて」に関する情報です。

基本情報技術者試験は年中随時受験することができる

基本情報技術者試験は、年間を通して随時受験することができる試験です。

https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/nl10bi0000007smr-att/youkou_ver5_4.pdf

受験の申し込みは以下のページから行います。

【CBT】基本情報技術者試験(FE) | CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト

基本情報技術者試験の受験資格と受験料

基本情報技術者試験は誰でも受験することができます。2025年の受験料は7,500円です。

科目Aの試験範囲

以下の公式PDFから、科目Aの試験範囲を確認すると、基本情報技術者試験は大分類の1基礎理論から9企業と法務までまんべんなく出題されることがわかります。特にセキュリティからの出題が多いこともわかります。

https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/nl10bi0000007smr-att/youkou_ver5_4.pdf

科目Bの試験範囲

科目Bの試験範囲を公式PDFから確認すると以下のように記載されています。

1 プログラミング全般に関すること
実装するプログラムの要求仕様(入出力,処理,データ構造,アルゴリズムほか)の把握,
使用するプログラム言語の仕様に基づくプログラムの実装,既存のプログラムの解読及び変
更,処理の流れや変数の変化の想定,プログラムのテスト,処理の誤りの特定(デバッグ)
及び修正方法の検討 など
注記 プログラム言語について,基本情報技術者試験では擬似言語を扱う。
2 プログラムの処理の基本要素に関すること
型,変数,配列,代入,算術演算,比較演算,論理演算,選択処理,繰返し処理,手続・関
数の呼出し など
3 データ構造及びアルゴリズムに関すること
再帰,スタック,キュー,木構造,グラフ,連結リスト,整列,文字列処理 など
4 プログラミングの諸分野への適用に関すること
数理・データサイエンス・AI などの分野を題材としたプログラム など
5 情報セキュリティの確保に関すること
情報セキュリティ要求事項の提示(物理的管理策,技術的管理策及び組織的管理策),マルウ
ェアからの保護,バックアップ,ログ取得及び監視,情報の転送における情報セキュリティ
の維持,脆弱性管理,利用者アクセスの管理,運用状況の点検 など

https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/nl10bi0000007smr-att/youkou_ver5_4.pdf

基本情報技術者試験の勉強方法

基本情報技術者試験は、出題される試験範囲が広いため、まずは参考書を利用するなどして技術的な理解を深めてから過去問に取り組むことがおすすめです。

過去問道場で基本情報技術者試験の学習を進める

過去問はIPA公式サイトから確認することができます。過去問道場というサイトを使用すると過去問を問題集形式で取り組みつつ、解説を確認することができます。

IPA公式サイトで確認できる基本情報技術者試験の過去問

以下のリンクがIPA公式の基本情報技術者試験の過去問が掲載されているリンクになります。

情報セキュリティマネジメント試験(SG)及び基本情報技術者試験(FE) 公開問題(問題冊子・解答例) | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティマネジメント試験(SG)及び基本情報技術者試験(FE) 公開問題(問題冊子・解答例)」に関する情報です。

CBT開始前の過去問については以下のリンクから確認できます。

過去問題 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「過去問題」に関する情報です。

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