高度情報処理技術者試験の午前1試験の対策をまとめました。本記事は以下対象試験の午前1試験についてまとめている記事になります。
対象の試験:
- ITストラテジスト試験
- システムアーキテクト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- ITサービスマネージャ試験
- システム監査技術者試験
高度情報処理技術者試験午前1試験の概要
高度情報処理技術者試験の午前1試験は、同日実施の応用情報技術者試験の午前1の80問から30問出題されます。
以下のいずれかに該当している場合は、高度情報処理技術者試験の午前1試験は免除されます。
- 応用情報技術者試験(AP)に合格
- 情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験のいずれかに合格
- 情報処理技術者試験の高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績をとる
参考:https://www.ipa.go.jp/shiken/about/koudo_menjo.html
高度情報処理技術者試験午前試験1の対策
午前1試験は、過去問を流用した出題が多数あります。
過去6回分の過去問をすべて理解して問題に解答できる状態まで学習しておけば問題なく突破可能な試験です。
受験が令和7年春であれば、直近1年半分(令和6年秋、令和6年春、令和5年秋)からの再利用はほぼないため、以下が該当します。
- 令和5年春
- 令和4年秋
- 令和4年春
- 令和3年秋
- 令和3年春
- 令和2年秋
より理解を深めるために、上記以外の過去問も学習しておくことをお勧めします。
過去問は過去問道場を使用することで解説付きで学べます。
参考書を1冊買っておくと、応用情報技術者試験の午前1の過去問を基に専門用語等を解説している情報をまとめて見られるのでお勧めです。筆者は以下の対策本を購入して対策しました。
午前1試験は応用情報技術者試験午前1の過去問暗記で問題ないがちゃんと問題と解答を理解しておく
高度情報処理技術者試験の午前1試験に合格するには、応用情報技術者試験午前1の過去問を暗記しておくだけでも突破が可能である試験だと思います。
それは、この問題が出たらこの答え、というように全く同じ問題が多数流用されるためです。
しかしながら、実際には「この問題が出題されたら回答はアだ」といったような暗記は、問題文の詳しい意味を理解していないと、回答の選択肢をうまく理解できないことが予測されます。同じ問題が多数出題されるとはいっても、同じ考え方の類題も多く出題されるため、問題文と解答に関する知識をしっかりと身に着け、午前1試験で出題される技術等の概念に関する理解をしっかり深めておきましょう。
また、より多くの過去問を解き、解説を理解したり、不明な単語や技術的概念はインターネットで検索して調べるなどしましょう。
まとめ
午前1試験の対策は応用情報技術者試験午前1の過去問をしっかり学習することです。過去問に取り組み、不明な点はGoogleで検索して調べるなどします。また、試験対策本にも単語の説明が詳しく記載されているため、対策本も読み込んでおくことをおすすめします。