LinuCレベル3 300の合格体験記をまとめました。
LinuCレベル3 300の概要
LinuCレベル3はLinuxとWindowsの混合環境に関する資格です。
Linux、Windows、UNIX、Sambaなどの混在環境・運用の実践的なスキルを証明するならこの資格!
LinuCレベル3は、「エンタープライズレベルでの仕事ができる技術者」を認定する資格試験です。LinuCレベル3 300 Mixed Environmentでは、以下のような、Linuxを使ってエンタープライズレベルの大規模システム構築やコンサルティングができる、最高技術レベルのLinuxプロフェッショナルの能力を確認できます。Linux、Windows、UNIXの混在環境でのシステムインテグレーションやトラブルシューティングができる。
冗長構成でLDAP、OpenLDAP、Sambaを使ったシステムや認証サーバーを構築できる。
LinuCレベル3 300 Mixed Environmentに認定された方は、上記項目のような、Linux、Windows、Unixなどによる混在環境のシステム設計や構築ができ、複数のシステムを認証統合できるエンジニアとして評価されます。
試験を受けてみた所感
具体的にどの問題が出題されるのかということは一般公開することができませんが、ざっくりと試験を受けてみた感想としては、LinuxとWindowsに関する混合環境といわれている通り、Linuxだけでなく、Windowsとの混合環境で活躍できる技術が身に着けることができたと感じています。
LinuCレベル3 300の学習に使用した教材
LinuCレベル3 300の学習に使用した教材を紹介します。
ping-t

ping-tです。一問一答形式で技術的理解を深めました。解説と解説に書いてあるリンク先のページも確認して理解しました。
LinuC公式サイトの例題と解説
以下のLinuC公式サイトの問題とその解説を読み込んで暗記と理解をしました。

クラムメディア
LPICレベル3 300しかなかったですが、LPICのものをLinuCレベル3 300の対策としました。
Googleで検索して技術的な理解をする
以下のLinuC公式サイトに記載されている問題の出題範囲で、ping-tやLinuC公式サイトの解説で理解しきれなかった技術については個別にGoogleで検索して技術的な理解をすすめました。

LinuCレベル3 300の公式認定教材が少ない
2025年8月現在、LinuCレベル3の認定教材は2つしかありません。


黒本があれば十分ではありますが、選択肢が少ないことと、知識の幅を広げる教材が少ない特徴があります。
認定教材はインプレス社の黒本とping-tの二つです。
LinuCレベル2の内容を深堀しつつ、Windows環境に関する内容を問われる試験
LinuCレベル3 300は、LinuCレベル2の内容を踏襲して深堀されつつ、Windowsの環境についてもさらに問われる試験です。
Sambaの概要を理解する
以下のLinuC公式サイトのコラムなどを確認してSambaの概要を理解していきました。

SambaはWindowsをファイルを保存するサーバーとして使用する技術です。