LinuCレベル2 202試験の出題範囲「2.07.4 OpenLDAPサーバーの設定」の解説まとめ

IT資格

LinuCレベル2 202試験の出題範囲「2.07.4 OpenLDAPサーバーの設定」の技術的内容についての解説をまとめました。

重要度2
概要LDIF形式および重要なアクセス制御に関する知識も含め、基本的なOpenLDAPサーバーを設定する。
詳細OpenLDAP
 ・slapadd, slapcat, slapindex, slapd, /var/lib/ldap/
ディレクトリベースの設定
 ・slapd-config
アクセス管理
 ・slapd.access
識別名 (DN)LDIFディレクトリエントリの操作スキーマオブジェクト ID、属性、クラスホワイトページ
LinuCレベル2 202試験 出題範囲 | LPI-Japan
仮想環境を含むLinuxのシステム設計・ネットワーク構築において、アーキテクチャに基づいた設計、導入、問題解決ができるエンジニアであることを認定します。試験センターの他に自宅でも受験できます。受験費用は税込16,500円。

slapaddコマンドの概要

slapaddコマンドの概要は以下です。

slapadd は、LDAP データ交換フォーマット(LDAP Directory Interchange Format: LDIF)で記述されたエントリを slapd(8) データベースに追加するために使われます。 slapadd は、データベース番号あるいは接尾辞によって決まるデータベースを オープンし、そのデータベースに与えられた LDIF に対応するエントリを追加します。 オプション -g を指定していなければ、 指定したデータベースの 下位データベース( subordinate )として設定したデータベースについても追加されます。 LDIF の入力は、標準入力あるいは指定のファイルから読み込みます。

Manpage of SLAPADD

slapcatコマンドの概要

データベースからデータをLDIFファイルとして出力するコマンドです。

slapindexコマンドの概要

設定ファイル「slapd.conf」で設定したインデックスを作成するコマンドです。

slapdの概要

slapdは、OpenLDAPのデーモンです。以下の引用では「OpenLAP」との記載ですが、引用元の記載が誤記になっているだけで「OpenLDAP」が正しい表記になります。

OpenLAPのLDAPサーバ(slapd)とは

LDAPサーバ(slapd)は、OpenLDAPに付属するLDAPサーバのソフトウェアです。インターネット上で広く利用されてます。

LDAPサーバのslapdとは? | OSSのデージーネット
LDAPとは、ネットワーク機器やユーザなどの情報を管理するディレクトリサービスへ接続するためのプロトコルで、Lightweight Directory Access Protocolの略称です。ここでは、OpenLDAPに付属するLDAPサ...

タイトルとURLをコピーしました