LinuCレベル2 202試験の出題範囲「2.12.2 OpenSSH サーバーの設定と管理」の解説まとめ

IT資格

LinuCレベル2 202試験の出題範囲「2.12.2 OpenSSH サーバーの設定と管理」の技術的内容についての解説をまとめました。

重要度4
概要SSHデーモンの設定と保護ができる。これには、鍵の管理とユーザ用にSSHを設定することも含まれる。
詳細OpenSSH サーバーの設定ファイルとデーモンsshd, /etc/ssh/sshd_config/etc/ssh/ssh_host_*_key および ssh_host_*_key.pubスーパーユーザおよび一般ユーザのログインを制限する。PermitRootLogin, PubKeyAuthentication, AllowUsers, PasswordAuthentication
LinuCレベル2 202試験 出題範囲 | LPI-Japan
仮想環境を含むLinuxのシステム設計・ネットワーク構築において、アーキテクチャに基づいた設計、導入、問題解決ができるエンジニアであることを認定します。試験センターの他に自宅でも受験できます。受験費用は税込16,500円。

OpenSSHの概要

OpenSSHは、SSHでの通信を行うためのソフトウェアです。LinuC公式サイトのコラムには以下のように記載されています。

OpenSSHは、SSHを利用した通信を行うためのソフトウェアで、OpenBSDプロジェクトにより開発が行われています。その名の通りオープンソースソフトウェアで、「BSDライセンス」の下で公開されています。実は、OpenSSHの開発が開始される前に、フリーのSSHソフトウェアは別のものが存在したのですが、これがオープンソースでなくなってしまったため、OpenSSHの開発が始まったという経緯があります。

皆さんのLinuxコンピュータでも、シェルで「ssh」コマンドを実行するとSSHプロトコルを利用した通信を行うことができますが、この時に起動するクライアントプログラムは、ほとんどの場合「OpenSSH」に含まれるものです。

OpenSSHには、SSHサーバ、SSHクライアントのほか、リモートホストとの間でファイルのやりとりを行う「scp」や「sftp」も含まれています。scpもsftpもOpenSSHのサブシステムとして提供されます。sshコマンドとあわせて、いずれもインターネットでの通信では非常に重要な機能なだけに、OpenSSHはいまや「重要」を通り越して「不可欠」といえるソフトウェアと言えるでしょう。

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参考資料

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