LinuCレベル2 202試験の出題範囲「2.12.4 セキュリティ業務」の解説まとめ

IT資格

LinuCレベル2 202試験の出題範囲「2.12.4 セキュリティ業務」の技術的内容についての解説をまとめました。

重要度3
概要さまざまな情報源からセキュリティ警告を収集できる。侵入検知システムをインストール、設定、および実行できる。セキュリティパッチやバグ修正を適用できる。
詳細サーバーのポートをテストおよびスキャンするユーティリティ
 ・netcat(nc, ncat), nmap, iptables, firewalld
Bugtraq、CERT、CIACやその他のセキュリティ警告を報告する組織と、そのアドレスに関する知識
 ・IDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)を実装するユーティリティ
 ・fail2ban, snort
OpenVAS や OpenSCAPについて知っている。
LinuCレベル2 202試験 出題範囲 | LPI-Japan
仮想環境を含むLinuxのシステム設計・ネットワーク構築において、アーキテクチャに基づいた設計、導入、問題解決ができるエンジニアであることを認定します。試験センターの他に自宅でも受験できます。受験費用は税込16,500円。

nc(NetCat)コマンドの概要

nmapコマンドの概要

nmapコマンドはポートスキャンを行うことができるコマンドです。ポートスキャンとは、通信をする際に使用するポート番号が使用可能かどうかをスキャンして確認することを指します。

fail2banの概要

fail2ban は、認証を必要とする様々なサービスに対するリモートからのブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)を検出して、接続元からの接続禁止措置を取ることができます。接続禁止措置では、firewalld, iptables, nftablesといったソフトウェアと連携してパケットフィルタリングを行ったり、管理者にメール通知を行ったりすることができます。

セキュリティ業務 - Linux技術者認定 LinuC | LPI-Japan
LinuCレベル2を受験される方向けにの例題と解説をご紹介しています。LinuCは、クラウド・DX時代に活躍するエンジニアに求められるLinuxを中心とした技術や知識を身につけることができるLinux技術者認定試験。出題範囲に含まれる技術解...
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