LinuCレベル3 300試験の出題範囲「397.2 Windowsクライアントの操作」の技術的内容についての解説をまとめました。
重要度 2 説明 リモートのWindowsクライアントとやりとりを行い、Linuxサーバのファイルサービスとプリントサービスにアクセスするために、Windowsワークステーションを設定できること。 主要な知識範囲 Windowsクライアントの知識WindowsのブラウズリストとSMBクライアントを表示するWindowsからファイル / プリントリソースを共有するsmbclientプログラムの使用Windowsのnetユーティリティの使用 重要なファイル、
用語、ユーティリティWindowsのnetコマンド
Smbclient
コントロールパネル
Rdesktopworkgroup

LinuCレベル3 300試験 出題範囲 | LPI-Japan
LinuCは、クラウド・DX時代に活躍するエンジニアに求められるLinuxを中心とした技術や知識を身につけることができるLinux技術者認定試験。出題範囲に含まれる技術解説動画やサンプル問題、教科書ダウンロードなど、ITエンジニア向け学習コ...
Sambaのnetコマンド
Windowsにもnetコマンドが存在しますが、Sambaにもnetコマンドが存在します。この出題範囲ではSambaのnetコマンドについて問われます。
Sambaのnetコマンドの詳細は以下のドキュメントが参考になります。
Samba およびリモート CIFS サーバーの管理ツール
net
Red Hatの公式ドキュメントでもSambaのnetコマンドについての記述があります。
3.20. 頻繁に使用される Samba コマンドラインユーティリティー | さまざまな種類のサーバーのデプロイメント | Red Hat Enterprise Linux | 8 | Red Hat Documentation
3.20. 頻繁に使用される Samba コマンドラインユーティリティー | さまざまな種類のサーバーのデプロイメント | Red Hat Enterprise Linux | 8 | Red Hat Documentation
smbclientコマンドの概要
smbclientコマンドは、WindowsサーバーのSMB/CIFSリソースにアクセスできるコマンドです。
サーバー上の SMB/CIFS リソースにアクセスする ftp のようなクライアント
smbclient
rdesktopコマンドの概要
LinuxからWindowsに対してリモートデスクトップ接続をするために使用するコマンドです。
Rdesktop - ArchWiki
以下のようなコマンドでLinuxからWindowsにリモートデスクトップ接続を実施します。
rdesktop <IPアドレス> -u <Windowsのユーザ名> -p <Windowsユーザのパスワード>
リモートデスクトップ接続の概要
rdesktopコマンドで使用するリモートデスクトップ接続の概要としては、以下が重要なポイントです。
- ポート番号3389/TCPを使って通信を行う
- 通信に使用するプロトコルは「RDP」
RDPはRemote Desktop Protocolの頭文字です。Windowsにネットワークを介してリモートで接続する際に使用するプロトコルです。
