LinuxでApacheをインストールする方法をまとめました。
この記事では、RHEL9.4でのインストール方法をまとめています。ディストリビューションによって異なるケースがある旨ご留意ください。
Apacheをインストールする
まずはrootユーザーでログインします。
$ su -
-をつけない場合は、ログインしている現在のユーザーのディレクトリのままrootユーザーになります。
# yum install httpd
y/Nを尋ねられるのでyを入力してreturnを返します(Enterキーを打鍵します)。
rootユーザーにならない場合はsudoでApacheをインストールします。
$ sudo yum install httpd
Apacheを実行する
Apacheをインストールしたら実行します。
systemctl start httpd
実行していることを確認します。
systemctl status httpd
再起動しても自動起動するように設定します。
systemctl enable httpd
ファイルを公開する
Apacheをインストールしたら、/var/www/html/配下に置いたファイルに外部からアクセスできます。
試しに以下の操作でファイルを置いてみましょう。
cd /var/www/html
vi index.html
viエディタを開いたら、以下の操作で文字を入力します。
i
test
[escキーを入力]
:wq
viエディタでは、iで挿入モード、escキーを押すことでコマンドモードになれます。
実際にファイルを公開したら、ブラウザに「http://localhost:80/」を入力してtestと表示されるか確認します。
ファイヤーウォールが邪魔をすることがあるので、以下コマンドを入力しておきます。
firewall-cmd --permanent --zone=public --add-service=http
firewall-cmd --permanent --zone=public --add-service=https
firewall-cmd --reload
ポート番号80で公開するディレクトリを指定する
公開するディレクトリは、以下のファイルに記載されています。
/etc/httpd/conf/httpd.conf | grep DocumenRoot
# DocumentRoot: The directory out of which you will serve your
DocumentRoot "/var/www/html/"