【ネットワーク】名前解決の概要まとめ

ネットワーク

コンピュータネットワークにおける、名前解決の概要をまとめました。

名前解決とは

IPアドレスは人間にとって覚えにくく、管理のしにくい情報です。それに対して、たとえばgoogle.comなどの文字列は、Google社の提供している文字列であることが人間にとってわかりやすく、人間が認識しやすい情報です。

名前解決は、google.comなどの特定の文字列をIPアドレスに変換することを指します。

google.comなど、「.com」のついている文字列や、「yahoo.co.jp」のように「.co.jp」のついている文字列をドメインと呼びます。このようなドメイン以外の文字列(例えばmycomputerのような文字列)も名前解決に用いることができます。

hostsファイル

hostsと呼ばれるファイルは、この名前解決を行うために使用されるデータベースファイルです。

hostsファイルの詳細は以下の記事でまとめています。

【ネットワーク】hostsファイルの概要まとめ
hostsファイルの概要をまとめました。hostsファイルの概要hostsファイルはIPアドレスと特定の文字列を紐づけているファイルです。Windowsでは以下にhostsファイルが格納されています。C:\Windows\System32\...

Windowsでは以下にhostsファイルが存在します。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

Windowsでhostsファイルを編集するには管理者でメモ帳を実行するなどして変更する必要があります。

RHEL9では以下にhostsファイルが存在します。

/etc/hosts

su – コマンドでrootユーザーになってhostsファイルを編集します。

DNSが名前解決を行う

DNSは「Domain Name System」の頭文字です。hostsファイルに書かれている情報をもとに、名前解決を行います。

DNSサーバーに接続するとDNSサーバーが名前解決を行う

DNSサーバーを構築して、構築したDNSサーバーに接続していると、接続したDNSサーバーで名前解決を行います。

DNSサーバーには複数の種類がある

DNSにも複数の種類が存在します。以下の記事でDNSサーバーの詳細をまとめています。

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