マルチテナントで使用する、コンテナ・データベース(CDB)の概要をまとめました。
コンテナ・データベースとは
コンテナ・データベース(CDB)はPDB、アプリケーション・コンテナを含んだ、マルチテナント構成で使用されるデータベースです。
CDBはマルチテナント構成でない場合は使用されません。
CDBにはCDBルート、アプリケーションコンテナが含まれます。
さらに、CDBルートに対してPDB(プラガブル・データベース)が接続されます。
CDBとPDBの関係性
PDBはCDBのCBDルートに対して接続するデータベースです。マルチテナント構成でないデータベースで使用されているデータベースを、マルチテナント構成でPDBとして接続して使用するイメージです。
PDBについて、以下オラクル公式記事で引用したような記載があります。
https://blogs.oracle.com/oraclemaster/post/om-golddba-2019-seminar-1
顧客データを格納するコンテナに相当するのがPDBと記載があるコンテナで、非CDBのときに扱っていたデータベースと置き換えていただいて問題ありません。
詳細は以下オラクル公式ドキュメントの図が参考になります。
データベース概要
マルチテナント・アーキテクチャを使用すると、Oracle Databaseをマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)として機能させることができます。