ping-tの概要をまとめました。
ping-t(ピングティー)とは

ping-tは、IT資格に関する学習を進めることができるサイトです。一問一答形式で学習を進めることができます。また、各問題にはその問題の解説に加えて、その問題の分野に関する詳しい解説を確認することができます。
各問題を正解した回数に応じて自動的にミスやヒットなどに振り分ける学習システムを搭載。 ミスした問題のみを素早く復習できるので、苦手を効果的に克服できます。
インフラエンジニアとして使えるIT資格を取得できる
Ping-tでは、ネットワーク、OS、クラウドなど、インフラエンジニアとして活躍するのに使える技術力を身に着けることができます。
AWS、CCNA/CCNP、LinuC、LPIC、Linux Essentials、HTML5、OSS-DB、ITパスポート、オラクルマスター、ITILの試験合格を目指す人を応援する学習サイト
インフラエンジニアとは
インフラエンジニアとは、インフラストラクチャーエンジニアのことです。インフラストラクチャーとは、日本語では基盤や下部構造などと訳し、ITの中でももっとも基礎的なネットワーク、OSなどのコンピュータを動かすうえでのベースとなる技術を専門とするエンジニアのことを指してインフラエンジニアといいます。
Ping-tの特徴
Ping-tは、ITの資格に関する技術を身に着けやすくするような工夫がされているサイトです。学習履歴の確認や、どれだけ学習が進んでいるかを確認できるようレベルが設定されるなど、モチベーションを維持しやすい設計になっています。
各種資格公式サイトで公認教材として扱われる
たとえば、OSに関する資格であるLinuCの公式サイト上には、LinuC公認の教材が掲載されています。ping-tはLinuCの公認教材としてLinuC公式サイトに記載がされています。

Ping-tの料金
ping-tには無料で見ることのできるコンテンツと、有料でなければ確認できないコンテンツがあります。
有料のプランは1カ月から契約ができます。ただし、1カ月だけ勉強して資格が取れることはまれなので、ちゃんと使う場合は1年契約がおすすめです。

Ping-tを実際に使ってみる
実際にPing-tを使ってみます。

まずは会員登録が必要
ping-tのコンテンツを利用するにはまずは会員登録が必要です。右上のピンクの会員登録(無料)ボタンを押すか、トップページの真ん中の会員登録(無料)ボタンを押して会員登録ページから会員登録を行います。

会員登録が済んだらログインしてみる
実際にログインして学べる教材を確認していきます。メニュー左上の「教材」をクリックして確認します。

CCNAとCCNPの学習ができる
ネットワーク機器のシェア世界トップのCiscoが提供しているネットワークの資格CCNAについて学ぶことができます。
CCNAを例にしてPing-tのシステムを確認してみます。

WEB問題集を使ってみる
CCNAは、選択問題だけでなく、機器のコマンドなど様々な問題が出題されます。WEB問題集は、CCNAの選択肢に対応したり、ネットワークの基礎を学ぶことに利用が可能です。

学習したい項目にチェックを入れる
まずはやりたい項目にチェックします。

問題数を選択
次に何問出題されるかを選びます。

学習記録の確認
過去に自分が取り組んだ記録を確認できます。

一問一答のような形で問題が出され、解答と参考資料を確認できる
スクリーンショットのように、WEB問題集では問題とその解答が確認でき、参考ではより詳しく技術の解説を確認することができます。

Ping-tだけでの資格取得はきつい?
人によるとしか得いませんが、ping-tの取り組み方や、Google検索を使って自主的に学習するとか、CCNAであればCisco機器に自習して使い慣れるとか、そういうことができない場合はping-tだけでの資格取得がきついかもしれません。
ping-tだけでの資格取得がきついという意見
Ping-tだけでの資格合格は、実務経験があればできるがそうではない方はむつかしいのではないかという意見も散見されます。
現役のネットワークエンジニアでなければ、Ping-tのみ(参考書や他の学習サイトを利用しない)でCCNA合格は厳しいといってもいいでしょう。
「Ping-tのみで合格」と題した合格体験記もありますが、純粋にPing-tのみで合格している人はいません。また、その方のバックグラウンド(情報系の学生だったり、地頭がよい方だったり)もわからないのであんまり参考にしない方がいいです。ただCCNAの問題集がPing-tのみという方は普通にいます。(自分も問題集はPing-tのみで大丈夫でした。)

実際の出題形式に即した教材というよりは出題される問題の技術の理解を補助する教材
ping-tは、実際に出題される問題に類題する問題を出題するというよりは、技術に関して本質的に理解することを助ける教材というのが実際に使ってみた認識です。本番の試験で出題される技術をわかりやすく解説している、というのがping-tの実態だと思います。
まとめ
ping-tは資格に関する技術を学ぶことができるサイトです。無料でも見ることのできるコンテンツもあります。資格取得後も技術に関する情報を参照するサービスとして役に立つので一度使ってみることをお勧めします。