エンジニアの求人には在宅の稼働(リモートワーク)も多く含まれます。求人選びの参考までに、リモートワークのメリット・デメリット、リモートワークに向いている人そうでない人をまとめました。
リモートワークとは
リモート(remote)は、離れていることを形容する英語の形容詞です。リモートワークは職場から離れた場所で稼働することを指します。自宅から稼働する場合もリモートワークと呼びますが、勤務先のオフィスから離れて稼働してさえいればリモートワークの定義に含まれるので、スターバックス等で稼働してもリモートワークと呼びます。
リモートワークのメリット
リモートワークのメリットは以下です。
- 通勤時間がなくなるので、朝余裕ができる
- 満員電車での通勤を避けられる
- バスや自動車での通勤を避けられる
- 服装や髪型などのアピアランスに気を遣わなくて良い
- 自身の居住地とは異なる地域の会社に所属して稼働できる
- デスクの環境を自由にカスタマイズできる
- インフルエンザ流行シーズンにインフルエンザ感染を避けられる(コロナウイルスも避けられる)
リモートワークは主に在宅での稼働になることがほとんどです。会社までの通勤がなくなるのは最大のメリットでしょう。
通勤がなくなることで服装などのアピアランスに気を使う必要もなくなり、生活に余裕が生まれます。在宅勤務のエンジニアの求人の多くは私服で問題ないので、スーツをきて会社へ行く必要もなくなります。
また、在宅での稼働は稼働環境であるデスク周りを自分の好みに合わせて自由にカスタマイズが可能です。会社のオフィスの固定席であれば嫌がられるようなデスクのカスタマイズも在宅勤務であれば可能でしょう。
リモートワークのデメリット
反対に、リモートワークのデメリットをまとめました。以下がリモートワークのデメリットです。
- 通勤しなくなるので生活習慣によっては運動不足になる
- 出社していればかからない電気代・インターネット代が発生する
- 人によってはコミュニケーションが取りにくいと感じる
- セキュリティを意識する必要がある
リモートワークのデメリットは通勤しなくなるため、運動不足になる可能性があります。普段から運動する習慣を身につけておく必要があります。
出社していれば発生しない光熱費、インターネット代金が発生します。また、オフィスであればプリンタの使用、ドリンク(ウォーターサーバー)等の使用などありますが、自宅であればそういった資産はコンビニを活用するなどしなくてはならないため、場合によっては稼働に不便を感じることがあります。
リモートでのコミュニケーションは通話(ビデオ通話を含む)、チャットしかありません。人によってはコミュニケーションが取りにくく感じるでしょう。
当然ですが、自宅や勤務先の会社のオフィス以外のコワーキングスペース等は、勤務先の会社のオフィスよりもセキュリティが優れているとは言えません。リモートでの稼働を実施する場合はセキュリティにより気を使う必要があります。勤務先からの案内には必ず従ってください。
リモートワークの向き不向き
最後に、リモートワークも向いている人とそうでない人がいます。リモートワークがおすすめの人と、リモートワークがおすすめではない人の特徴をまとめました。
リモートワークが向いている人
リモートワークに向いているのは以下のような特徴のある人です。
- エンジニアとして稼働歴が3年以上あり、スタンドアローンでの作業が可能な人
- 対面でなくとも問題なくコミュニケーションの取れる人
- WiFiやドリンクなどオフィスの機能を自宅で用意しても問題ないという考え方の人
- タスク管理が自分でできる人
- 悪意を持ってサボらない人
リモートワークに向いている人は自宅での光熱費があまり気にならず、リモートでも問題なくコミュニケーションの取れる人だといえます。
あまり言及したくはありませんが、リモートワークであることを理由に、仕事を悪意を持ってさぼる人も一定数いると思いますが、そういった方はリモートワークをしないほうが会社のためでもありますし、自身の保身のためにも悪意をもって仕事をさぼるのはやめましょう。。
リモートワークが向いていない人
リモートワークが向いていないのは以下のような特徴のある人です。
- エンジニアとしての稼働歴が浅く(〜半年未満)上司・先輩の助けなしで稼働できない人
- 通話、チャットでのコミュニケーションが苦手な人
- オフィスの機能を自宅で用意できない/したくない人
- タスクの管理ができない人
- 悪意を持ってサボる人
リモートワークに向かない人は、自宅での作業環境をうまく作れない人や、光熱費の気になる人です。そもそもリモートワーク自体普及しだしたのが最近のことなので、ベースとして働くということは会社へ出社することです。リモートワークに向いていないという表現もいまいちかもしれませんが、基本的にリモートワークが嫌であれば出社しましょう。