以下の環境でRHEL10.0をインストールした作業証跡をまとめました。
- Windows 11 Pro
- VMware(R) Workstation 17 Pro, 17.6.3
- 使用した.isoファイル rhel-10.0-x86_64-boot.iso
isoファイルの入手
以下のページにアクセスして赤い「Download RHEL at no-cost」ボタンを押下します。

以下のファイルを使用します。
rhel-10.0-x86_64-boot.iso
VMware Workstation上で新規仮想マシンを作成してRHEL10.0のインストールを実施











このまま待っていると以下の画面になり、VMware workstationのインストール画面がうまく表示されませんでした。対応は以下です。

以下の記事でVMware workstationにRHEL10がインスト-ルできなかったときの対応方法をまとめています。
RHEL10.0をインストール
RHEL10をインストールします。

日本語を選びます。右上のキーボードはusになっていますがクリックしても反応しなかったのでこのまま進みます。
日本語を選んでインストールを進めたところ右上のキーボードがjpになりました。

左下のroot アカウント(R)から設定していきます。

rootアカウントを有効にします。


今回はTeraterm からrootユーザーに接続をする予定のため、「パスワードによるroot SSHログインを許可」にチェックします。

ユーザーも作成します。


Red Hatに接続します。


ライセンスがあるRed Hatのアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
ライセンスはSCAで登録されます。言い換えると、Red Hatのアカウントに有効なライセンスがあれば、それだけでRHELはRed Hatのパッケージインストールができるレポジトリを参照できるようになります。
どのライセンスを紐づけるか、は検討する必要がない仕組みに現在のRHELはなっています。この仕組みはSCAといい、以下の記事でSCAの詳細をまとめています。


つぎは「ソフトウェアの選択(S)」をクリックします。


サーバー(GUI 使用)を選択して「完了(D)」をクリックします。今回紹介する手順ではソフトウェアは特に選択しません。

システムの「インストール先(D)」を選択します。
特に何もせず、開いたら左上の「完了(D)」をクリックします。

インストールを開始します。

インストールが終わるまで待ちます。





まとめ
VMware workstationにRHEL10をインストールする作業をまとめました。