VMware ESXiはVMwareが提供しているハイパーバイザーです。

ハイパーバイザーとは
普通、サーバー1台で使えるOSは1つだけです。サーバー1台に対して1つのOSがインストールされた状態になります。
ハイパーバイザーを使うことで、ハイパーバイザー上に複数の仮想OSを立ち上げて、サーバーを仮想的に複数台運用することができます。
ハイパーバイザーを使うことで1台のサーバーのリソースを複数台のサーバーに分割してサーバーの機能を複数台にして使うことができるということです。
ESXiの評価版
VMwareをBroadcomが買収したことでVMware ESXiの評価版が当面使えない状態が続いていましたが、2025年8月現在では、それも改善し、60日間の評価版が使えるようになっています。
ESXiの詳細

ESXiは2025年8月現在、バージョン9が最新です。ESXiの詳細については以下のBroadcom公式サイトのリンクより確認できます。
ESXiをサーバーにインストールする
以下のBroadcomの公式ドキュメントを参考にESXiをサーバーにインストールします。
isoファイルの入手
まずはESXiをインストールするためのisoファイルをBroadcom公式サイトから入手します。
以下のBroadcom公式ドキュメントを参考にします。
ESXiのダウンロードに関しては以下に案内がありました。こちらを参考にします。
まずはダッシュボードにアクセスします。次に左ペインのMy Downloadsをクリック。

プルダウンでVMwareを選択してESXiを検索します。ESXiと検索してもヒットしないので、「vSphere」と検索します。

うーん、まだヒットしません。

Free Software Downloads available HEREのHEREをクリックします。

下にスクロールして「VMware vSphere Hypervisor」をクリックします。

8.0U3eをクリックします。ESXiのisoファイルを見つけました。

I agree to the Terms and Conditionsにチェックを入れます。まずは 「Terms and Conditions」をクリックして中身を確認します。すると「I agree to the Terms and Conditions」にチェックできるようになります。

この状態で、右側にあるダウンロードボタンを押下します。

CD/DVDにisoファイルのデータを書き込む
CDにisoファイルのデータをレーザーで焼き付ける形で書き込みます。CDを読み込むメディア媒体はCDにデータをレーザーで焼いて保存する機能があるので安心してください。
仮想マシン(仮想OS)をESXi上に作る
ESXiをサーバーにインストールしたら、仮想OSをESXiに作成します。
ESXiに関する資格
Broadcomに買収後も、VMwareに関する資格は引き続き提供されています。以下のBroadcom公式サイトでVMwareに関する資格を確認できます。