ネットワーク機器の資格で有名なCCNAと、サーバーエンジニアが取得するLPIC/LinuCをどちらも取得するメリットをまとめました。
サーバーを構築する際、必ずネットワーク機器についても扱う
そもそもLPIC/LinuCを取得してサーバーエンジニアになると、サーバー構築と同時にシスコのネットワーク機器についても構築作業を行うのが通常です。
CCNAを取得していると、サーバーに加えてネットワーク機器についても理解がある状態になるため業務の幅が広がります。
サーバーエンジニアであってもネットワークの知識が必要
そもそもLPIC/LinuCでは試験の出題範囲にネットワークに関する技術の内容が含まれています。CCNAを取得していることで、サーバーとネットワークに関する技術に関して理解が深まります。
ネットワークエンジニアも結局はサーバーありきの職業
ネットワーク機器だけでインフラの構築が完了するということは通常なく、必ずサーバーがあり、その先にネットワークがつながっている、というのがITにおけるインフラストラクチャです。
CCNAを取得してネットワークエンジニアになるとしても、サーバーに関する技術的な理解は必ず必要です。
Ciscoのネットワーク機器とLinuxは切っても切れない
CCNAとLPIC/LinuCの両方を取得する最大のメリットは、ネットワーク機器と、サーバーについての両方の技術的な理解が深まることでしょう。
ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアのどちらでも稼働したことがありますが、結局どこまで行ってもネットワークとサーバーは切り離して考えることのできない相互関係にある技術です。
CCNAとLPIC/LinuCの出題範囲はかぶっている部分がある
ネットワークに関する技術について、CCNAでもLinuCでも当然共通で出題される技術があります。CCNAは特にCiscoの機器に関する問題が出題され、LinuCはLinuxに固有の問題が出題されるという違いがあります。
CCNAとLPIC/LinuCどちらを先に取得したほうが良いか
どちらを先に取得するかは、自分の歩みたいキャリアによって異なります。ネットワークエンジニアになりたいのであれば、先にCCNAを勉強し、その後の余力でLPIC/LinuCの学習を進めていきましょう。
サーバーエンジニアになりたいのであればその逆で、LPIC/LinuCを優先的に学習していきましょう。
結論、インフラエンジニア(ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア)は両方取得しておくとよい
前述の通り、サーバーの技術とネットワークに関する技術は、切っても切り離せない技術です。