【Windows】設定可能なダンプの種類まとめ

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Windowsで設定できるダンプの種類をまとめました。

さまざまなカーネル モード ダンプ ファイル - Windows drivers
さまざまなカーネル モード ダンプ ファイル

Windowsでは以下5種類のダンプ設定があります。

  • 詳細なメモリ ダンプ
  • カーネル メモリ ダンプ
  • 小さなメモリ ダンプ
  • 自動メモリ ダンプ
  • アクティブ メモリ ダンプ

詳細なメモリダンプ

完全メモリダンプとも呼ばれるダンプです。全ての物理メモリのクラッシュ情報が記録されます。

完全メモリ ダンプは、カーネルモードの最も大きなダンプ ファイルです。 このファイルには、Windows で使用されるすべての物理メモリが含まれます。 完全なメモリ ダンプには、既定では、プラットフォーム ファームウェアで使用される物理メモリは含まれません。

詳細なメモリ ダンプ - Windows drivers
詳細なメモリ ダンプ

カーネルメモリダンプ

カーネルメモリダンプは、カーネルに関するクラッシュ(強制終了)を記録するダンプです。

カーネル メモリ ダンプには、クラッシュ時にカーネルによって使用されているすべてのメモリが含まれています。

カーネル メモリ ダンプ - Windows drivers
カーネル メモリ ダンプ

小さなメモリダンプ

小さなメモリダンプは、文字通り、容量の小さいダンプです。クラッシュ(強制終了発生)時に必要最小限の情報が記録されます。

Small Memory Dump は、他の 2 種類のカーネル モード クラッシュ ダンプ ファイルよりもはるかに小さいです。 サイズは正確に 64 KB で、ブート ドライブに必要なページファイル領域は 64 KB のみです。

小さなメモリ ダンプ - Windows drivers
スモールメモリダンプ

自動メモリダンプ

自動メモリダンプは、カーネルメモリダンプと同じ情報が記録されるそうですが、Windowsに設定できる、ページングファイル(仮想メモリ)設定に関係があるダンプです。

自動メモリ ダンプには、カーネル メモリ ダンプと同じ情報が格納されています。 この 2 つの違いはダンプ ファイル自体ではなく、Windows がシステム ページング ファイルのサイズを設定する方法にあります。

自動メモリ ダンプ - Windows drivers
自動メモリ ダンプ

アクティブメモリダンプ

アクティブメモリダンプは、完全メモリダンプから一部の情報をフィルターして除外した情報が記録されているダンプです。

アクティブ メモリ ダンプは、完全メモリ ダンプに似ていますが、ホスト マシンの問題のトラブルシューティングに対して関連性が低いページをフィルター処理して除外します。 このフィルター処理により、通常は完全メモリ ダンプよりも大幅に小さくなります。

アクティブ メモリ ダンプ - Windows drivers
アクティブ メモリ ダンプ

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