この記事を作成している2024年11月現在、最新の更新プログラムが適用されているWindows Server 2022では「Windows Update」サービスを「停止」、スタートアップの種類を「無効」へ変更してもこのサービスを無効化することができません(スタートアップの種類を「無効」に設定した場合「手動」に勝手に切り替わります)。
Windows Server 2022でWindows Updateを抑止するにはグループポリシーを利用します。
グループポリシーエディタを開く
WindowsキーとRキーを同時に押して以下のウィンドウを立ち上げて「gpedit.msc」と入力し、エンターキーを押します。
グループポリシーエディターを起動したら、ローカル コンピュータ ポリシー>コンピュータの構成>管理テンプレート>Windows コンポーネント>WindowsUpdateまで移動します。
ローカル コンピュータ ポリシー>コンピュータの構成>管理テンプレート>Windows コンポーネント>WindowsUpdateの以下グループポリシーを設定します。
- 自動更新を構成する(無効)
- Windows Update のすべての機能へのアクセス権を削除する(有効)
- インターネット上のWindws Updateにアクセスしない(有効)
画面左下のWindowsアイコンボタンをクリックし、左下の電源アイコンの上の歯車アイコンをクリックし、「更新とセキュリティ」>「Windows Update」を確認します。
Windows Updateができなくなっていれば問題ありません。
自動更新を構成する
このポリシーを無効にすると、Windws Server 2022は自動でWindws Updateによって更新プログラムを適用しなくなります。
Windows Update のすべての機能へのアクセス権を削除する
このポリシーを有効にすることによって、Windows Updateを手動で実施するためのボタンが無効化され、手動でのWindws Update実施ができなくなります。
インターネット上のWindws Updateにアクセスしない
Windows Server 2022のWindows Updateサービスが、インターネット上のWindows Updateへアクセスしなくなります。