Windows Serverのルーティング設定を追加・永続化する方法をまとめました。
ルーティングを追加する
Windowsサーバーへ静的ルート(static route)を設定するには下記コマンドをコマンドプロンプトで実行します。
route add [宛先IPアドレス] mask [サブネットマスク] [デフォルトゲートウェイ]
例えば、デフォルトゲートウェイが172.16.20.254で、172.16.10.1/24の宛先への静的ルートを追加するには以下のコマンドを実行します。この場合、宛先のサブネットマスクはプレフィックス長が24であることから255.255.255.0となります。
route add 172.16.10.1 mask 255.255.255.0 172.16.20.254
ルーティングを永続的に設定するには、上記のコマンドにオプションで-pを追記します。
route -p add [宛先IPアドレス] mask [サブネットマスク] [デフォルトゲートウェイ]
誤ってルーティングを設定してしまった場合など、ルーティング設定を削除するには以下のコマンドを実行します。
route delete [宛先IPアドレス] mask [サブネットマスク] [デフォルトゲートウェイ]
追加したルーティングを確認する
static routeが正しく設定されているかは下記のいずれかのコマンドで確認することができます。
route print
netstat -nr
routeコマンドの参考資料:https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/route_ws2008
netstatコマンドの参考資料:https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/netstat