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サーバーの監視ツールとして使用されるミドルウェア、Zabbixの概要をまとめました。
Zabbixとは
Zabbixはサーバーのパフォーマンスや可用性などを監視するためのミドルウェアです。
ZabbixはITインフラストラクチャ・コンポーネントの可用性やパフォーマンスを監視するためのエンタープライス向けソフトウェアです。

Zabbixで監視できる情報
Zabbixでは以下のような情報を監視できます。
Zabbixは以下をはじめとして様々なリソースからデータを収集することができます。
ネットワーク機器
クラウドサービス、コンテナ、仮想マシン
OS
ログファイル
データベース
アプリケーション
サービス
IoTセンサー
Web監視
HTTP/HTTPSエージェント監視
標準プロトコルをフルサポート
外部APIを利用したデータ収集
NVIDIA GPUs

Zabbixの使い方・環境構築方法
Zabbixはホスト・クライアント型のソフトウェアとして動きます。
ホストとなるサーバーにはZabbix マネージャーをインストールし、クライアントとなるサーバーにはZabbixエージェントをインストールします。
Zabbixのマネージャーとエージェントの双方で設定をしてネットワークの疎通確認を行い、死活監視ができるように設定します。
Zabbixマネージャーでできること
Zabbixの管理画面では、通信の疎通確認だけでなく、パフォーマンスなど様々なものを監視することができます。

ZabbixマネージャーとZabbixエージェントのインストール
サーバーやネットワーク機器などの監視をすることができるダッシュボードをインストールするには、Zabbixマネージャーをインストールします。
監視対象のサーバーやネットワーク機器に対してはZabbixエージェントをインストールします。
ルーティングを追加するなどしてネットワークでの通信ができるようにする
Zabbixでの死活監視をするには、サーバーにルーティング設定を追加するなどして、ネットワークでの通信ができる状態にしておく必要があります。