スマートフォンケースに使われている素材の違い、おすすめの素材まとめ - ガジェットノート

スマートフォンケースに使われている素材の違い、おすすめの素材まとめ

スマートフォン本体を保護するケースにはさまざまな素材のものがあります。各素材の特徴とおすすめのスマホケース素材をまとめました。

各素材の特徴

各素材の特徴を表にまとめました。

素材特徴保護性能デザイン性価格帯
シリコン柔らかく滑りにくい安価
TPU柔軟で耐久性が高い安〜中
ポリカ硬質でスタイリッシュ
本革高級感とエイジング高価
PUレザー合皮で扱いやすい安〜中
木製天然素材の個性中〜高
メタル頑丈で放熱性あり中〜高
手触りとデザイン性に優れる

ハードケースとソフトケース

スマートフォンケースは大きく分けて ハードケースソフトケース に分類されます。

  • ハードケース:硬くて形状が固定されている素材で作られており、ケース全体を「ひねる」ことはできません。軽くて薄いものが多く、シャープなデザインが魅力です。
  • ソフトケース:柔軟性があり、手で「ひねる」ことができる素材。落下時の衝撃を吸収する能力に優れており、グリップ感が高いのが特徴です。

ハードケースに分類される素材は以下です。

  • ポリカーボネート(PC)
    軽くて硬い樹脂。耐衝撃性が高く、薄型デザインに適している。
  • ABS樹脂
    プラスチックの一種で、安価ながら強度がある。家電などにも多用されている。
  • アルミニウム・金属素材
    剛性が高く、スタイリッシュな印象を与える。放熱性があるが、電波干渉に注意。
  • 木材(ウッド)
    木をベースにしたケースで、硬質な素材として分類。加工精度により剛性を確保。
  • アクリル
    透明度の高い樹脂。硬い素材であり、背面クリアケースに使われることが多い。

ソフトケースに分類される素材は以下です。

  • シリコン
    非常に柔らかく、グリップ力に優れる。衝撃吸収力が高い。
  • TPU(熱可塑性ポリウレタン)
    シリコンよりやや硬めの柔軟素材。耐久性と柔軟性のバランスが良い。
  • PUレザー(合成皮革)
    布地に樹脂加工された人工革。柔らかく、手触りもよい。ソフトフリップ型のケースによく使われる。
  • 本革(レザー)
    天然皮革のため柔らかく、柔軟性あり。使い込むことで手に馴染む。
  • ファブリック(布地)
    柔らかく、グリップ感のある素材。耐衝撃性は他素材に劣るが手触りが良い。

TPU(ポリウレタン系熱可塑性エラストマー)

TPUとは、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーのことで、ウレタン樹脂とも言われているプラスチックの一種です。TPU素材のスマホケースはシリコンよりも硬いと言う特徴があります。

TPUケースのメリット

  • 程よい柔らかさと硬さで衝撃に強い
  • 黄ばみにくい加工のものもある
  • デザインの自由度が高い

TPUケースのデメリット

  • 長期間の使用で黄ばみや変色が起きることも
  • シリコンよりやや硬く滑りやすい製品もある

シリコン

シリコンは柔らかく、手に馴染みやすい素材です。シリコン製のスマホケースの特徴は滑りにくく、軽量であることです。

メリット

  • 衝撃吸収力が高く落下時に安心
  • グリップ力があり滑りにくい
  • 安価な製品が多い

デメリット

  • 経年劣化でベタつきやホコリの吸着が目立つ
  • デザイン性に乏しい場合もある

ポリカーネイド

アルミ

木材