通信事業者の種類
スマホの通信回線を提供する会社は大きく分けて2種類あります。
- MNO(自社回線を持つ事業者)
- MVNO(Mobile Virtual Network Operator)
スマホの通信回線は**キャリア(MNO)と格安SIM(MVNO)**の2つに分類されます。
キャリア(通信事業者)の種類
MNO(自社回線を持つ事業者)
MNO(Mobile Network Operator)は自社で基地局や回線を持つ大手キャリアのこと。
- NTTドコモ
- au(KDDI)
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
MNOには以下の特徴があります。
- 広範なエリアと高い通信品質。
- 月額料金はやや高めだが、端末割引・サポートあり。
- データ容量無制限プランや家族割などの特典も。
- 通信品質が安定しており、郊外や山間部でも繋がりやすい
- 通話品質が高い(VoLTE)
- キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)対応
- サポート体制が手厚い
- 料金は高めだが、端末割引や家族割、光回線とのセット割あり
MVNO(回線を借りている事業者)
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)はMNOから回線を借りてサービス提供している事業者。通称格安SIM。
- IIJmio
- mineo
- OCN モバイル ONE
- nuroモバイル
- イオンモバイル など多数
- 月額料金が安い(3GBプランで月額1,000円未満など)
- 通信速度は時間帯により遅くなる傾向(特に昼休みや夜)
- 音声通話対応・eSIM対応のプランもある
- 通信速度はMNOより劣る。特に昼休みや夕方に混雑しやすい
- キャリアメールなし(Gmail等で代用)
回線選びのポイント
スマホの通信回線の選び方を紹介します。
1. 通信速度と安定性
- よく使うエリア(自宅・職場・通勤経路)での速度に注目。
- MNOは安定、MVNOはコスパ重視。
2. 月額料金とデータ容量
- 動画やゲームを多用する人は20GB以上または無制限プラン推奨。
- 通話が多い人は「かけ放題」オプションも確認。
3. セット割引の有無
- 光回線、電力、スマホ家族割などのセット割引で大きく安くなる場合あり。
- 例:ドコモ+ドコモ光、au+auひかり、ソフトバンク+SoftBank光。