iPhoneやMac、AndroidやWindowsなどの持ち運び可能端末内に保存されているデータ管理について本記事にまとめました。
持ち運び端末の容量を考える
シェアオフィスやカフェなどで作業する際に、なるべく外付けSSDを持ち運ばずに作業するために、端末に保存可能なデータ容量を考えてみます。
本記事の執筆に至った経緯として、何GBのApple端末を購入するかという考察をまとめた記事を作成したいという考えがあります。
本体の容量を考える前にまず、パソコンのデータは、データ保存用のHDD・SSDにバックアップを取得したり、データをアーカイブしておくこと(普段は使わないけどHDDにいれておいて必要な時に使えるようにすること)を前提として考えます。
外付けHDD/SSDにデータのバックアップを作成する、普段使わないデータは外付けHDD/SSDに移動する
普段は使わないデータも持ち運び端末に入れた状態で運用することを考えると、持ち運ぶ端末の容量を大きくすることを想定してしまい、結果的に容量の大きいMacやiPhoneを購入して費用がかさばります。MacやiPhoneに備え付けられているSSDは1B(バイト)単位当たりの費用が高いため、不要なデータも保存しておくために容量が大きいMac・iPhoneを購入することは消費の最適解ではありません。
この問題を解決するために、不要だが削除したくないデータについてはMac・iPhoneよりも1B(バイト)単位の価格が安い、外付けHDDやSSDに保存します。
Apple Storeで買えるおすすめの外付けストレージ
Macに保存されている不要だけど削除したくないデータについては、外付けのハードドライブに保存をします。Apple Storeで購入が可能な外付けHDDでおすすめなのは以下の商品です。
- LaCie 8TB d2 Professional Desktop Hard Drive
Mac本体の場合、1TB分SSDを拡張しようとすると数万円かかりますが、このHDDであれば8TBで4万円かからないほどなので、1TB分の容量を5,000円で拡張できていることになります。
ちなみに、Mac Proに備え付けるためのSSD単体もApple Storeで購入が可能ですが、8TBのSSDは42万円です。
- Apple 8TB SSD Upgrade Kit for Mac Pro
SSDはソリッドステートドライブの頭文字で、性質上値段が高くなります。HDDはハードディスクドライブの頭文字で、書き込み速度はSSDより遅くなりますが、安価で大容量のデータを保存しておけます。
普段使わないデータは定期的に外付けHDDに保存します。
ポータブルSSDの利用
ポータブルSSDも併せて利用しましょう。持ち運び可能なデータ保存媒体はSSDで問題ありません。MacやWindowsのノートパソコン本体に保存しきれないデータをSSDに保存して運用します。SSDはなくしたり落下して破損すると困るので、重要なデータはいれず、一時的に保存しておいて活用します。
もしくは一時的にデータを保存して、パソコン本体からデータを一時的に退避させるために使用します。
パソコン本体のおすすめのデータ容量
前述の内容を踏まえて、パソコン本体のデータ容量を考察します。
256GBでよいケース
256GBで問題ないケースは以下のような場合です。
- エクセル、ワード、パワーポイントなどの事務作業を主に行うケース
- 動画編集で外付けSSDにデータを保存して運用するケース
- エントリーモデルのパソコンを使う場合
512GBを購入するケース
512GBを購入するケースは以下です。
- 256GBのエントリーパソコンを買って使ってみて容量が不足した場合
- 動画編集などで外付けSSDを利用して運用するケース
- 外付けHDD・SSDに保存する前提で運用するが、端末本体のデータ容量に余裕を持たせるケース
1TB以上を購入するケース
1TB以上のパソコンを購入するのは以下のケースです。
- 外付けSSDの利用を前提としない場合
- 大量のデータをパソコンで使用する場合
- ゲームを開発したい場合
- ゲームをプレイしたい場合
- 動画編集をする場合
まとめ
用途に合わせてパソコン本体のデータ容量を決めます。必要に応じて外付けHDDを購入して不要なデータを退避させておく、外付けポータブルSSDにデータを移動して持ち運ぶなど様々な運用方法があります。適切に外付け記憶媒体を利用することで費用を適切に抑えましょう。