AWS Lightsailは、定額課金でAWSのサービスを利用できるAWSのサービスです。
AWS Lighsailを使うには
AWS Lightsailを使うにはAWSのアカウントを作成してAWS Lightsailのサービスページからインスタンスを立ち上げて使用します。
AWSのアカウントの作成方法は以下のAWS公式ページが参考になります。

まずはAWSのアカウントにサインして左上の検索ボックスからLightsailを検索します。検索して見つかったLightsailをクリックするとLightsailのサービスページに遷移します。


AWS Lightsailを使用するメリット
AWS Lightsailを使用するメリットは以下です。
- 少額かつ定額でAWSのサービスを使用することができる
- 使いたい機能によってはAWS EC2とほとんど同じ使い方ができる(ただしAWS EC2でインスタンスを立ち上げるより使える機能・サービスは少ない)
- それなりに情報がインターネット上にあるため調査しやすい
- AWSの環境を使用することができる
AWS Lightsailを使用する用途
AWS Lightsailは以下の用途で使用できます。
- Redmineサーバー
- マインクラフト用のサーバー
- WordPressでサイトを管理するサーバー
- LAMP環境の学習用サーバー
- Amazon Linuxの学習用インスタンスの立ち上げ
- AWSの学習
AWS LightsailはLinuxだけでも、以下の画像の通りUbuntu、CentOSなど様々なLinuxのディストリビューションに対応します。

また、Linuxだけでなく、Windows ServerもAWS Lightsailで使用できます。

AWS Lightsailでのインスタンスの作成
Lightsailのサービスページに遷移したら、「インスタンスの作成」をクリックして新しくインスタンスを立ち上げます。

インスタンスの作成ボタンをクリックすると、AWSのリージョンとインスタンスで使用するイメージ(AWSがあらかじめ作成した実行環境)を選択できます。

インスタンスのリージョン選択
インスタンスのリージョンは、アメリカのみならず、日本のリージョンも選択できます。リージョンはAWSの管理しているサーバー・データセンターが位置している場所(エリア)のことです。

プラットフォームの選択
アプリとOSが既にセットアップされた状態、もしくはOSのみでミドルウェアのインストール等はユーザが行うなど、AWS Lightsailで立ち上げるインスタンスの環境を選択します。

インスタンスプランの選択
AWS Lightsailは定額でAWSを使用することができるのが特徴のサービスです。インスタンスのプランを選択し、毎月どの定額プランでAWSを使用するか選択します。

インスタンス名を設定する
立ち上げるインスタンスの名前を任意に設定することができます。

インスタンスを作成する
インスタンスの作成ボタンを押してインスタンスを作成します。

AWS LightsailでWordPressで構築したサイトを作成することもできる
AWS Lightsailのインスタンスには、WordPressを選択することもできます。

2025年12月時点では、最低月額5ドルからWordPressが使える環境を構築済みのAWS Lightsailのイメージを使用できます。

AWS LightsailでWordPressを始めるメリット
AWS LightsailでWordPressサイトを運営するメリットは以下です。
- 定額でWordPressサイトを運営できる
- AWSの障害に強いサーバーでWordPressサイトを運営できる
- AWSの多機能なサーバーをWordPressサイトの運営で活用できる
AWS LightsailでUbuntuのインスタンスを立ち上げてマインクラフトのサーバーを構築する
UbuntuのインスタンスをAWS Lightsailで立ち上げることで、マインクラフトで使用するサーバーを立ち上げることもできます。
EC2でインスタンスを立ち上げる方法
EC2でインスタンスを立ち上げる方法は以下の記事でまとめています。
まとめ
AWSのサービスを定額で使用することができるAWS Lighsatilの概要と使い方をまとめました。
AWS Lighsatilは定額でAWSのサービスを使えるため、障害に強く多機能なサーバーを安く使いたい際におすすめしたいサービスです。また、AWS Lighsatilは、様々なインスタンスを立ち上げることができるため、多機能でいろんなことに対応します。


