TutorLMSでIT資格等の学習サイトを構築する - WIジャパン

TutorLMSでIT資格等の学習サイトを構築する

以下のサイトをWordPressで構築したサイトにWordPressのプラグイン「TutorLMS」とWooCommerceを追加することで構築しました。

TutorLMSの概要

TutorLMSは学習サイトを構築することができるWordPressのプラグインです。Udemyのような講義を自分の管理するサイト上で展開することができます。

TutorLMSのインストールはWordPressのダッシュボードからできる

WordPressの管理画面にログインして、「プラグイン > プラグインの追加」からTutorLMSのインストールが可能です。

TutorLMSは無料でも使用できるが全機能を使うには有料ライセンスの購入が必要

Tutor LMSで講義を作成するのに無料でも作成はできますが、TutorLMSの機能が制限されます。TutorLMSの全機能を使えるようにするには、以下のページで確認できる有料のライセンスを購入する必要があります。

https://tutorlms.com/pricing/

今回はIndividualライセンスを購入

そもそも学習用サイトの構築に使われるプラグインにはtutorLMS以外にもいくつか候補があったため、もし使いにくいなどのことがあった際に他のサービスへ移行できるよう、Individualでのライセンス購入にしました。取り急ぎ試したいという意図があるので、Annual(年間払い)での購入をしています。

https://tutorlms.com/pricing/

Tutor LMSの設定画面のLicenseからライセンスを有効化

WordPressの管理画面にログインして、Tutor LMSの設定画面のLicenseにライセンスキーを入力してライセンスを有効化します。

TutorLMSのロゴ

当ページで使用しているTutorLMSのロゴは以下のTutorLMS公式サイトから引用しています。

https://tutorlms.com/brand-assets/

WooCommerceで決済システムを管理

TutorLMSはWooCommerceというオンラインショップを構築するWordPressのプラグインと連携が可能です。料金の支払いと受け取りを管理するためにTutorLMS上での決済システムをWooCommerceで構築しました。

WooCommerceはWordPressの開発をしているAutomattic社が管理しているWordPressのプラグインです。WooCommerceの詳細については以下の記事でまとめています。

Tutor LMSで作成したコースの支払い方法をWooCommerceに指定することでWooCommerceの決済機能を利用

TutorLMSでは各コースの作成ができます。作成したコースの支払い方法をWooCommerceの支払い方法にすることでWooCommerceの決済システムを利用することができるようになります。

TutorLMS用のテーマを使用する

TutorLMSには専用のWordPressテーマがあります。TutorLMSを使用する以上は、TutorLMSに最適化されたWordPressのテーマを使用する必要があると考えておいた方が無難でしょう。

今回は「TutorStarter」というテーマを使用してサイトを構築しました。

https://ja.wordpress.org/themes/tutorstarter/

TutorStarterのインストールはzipファイルをダウンロードして実施

TutorLMSに対応しているテーマ、TutorStarterのインストールは、以下の公式サイトからダウンロードボタンを押下してzipファイルをダウンロードしてからそのファイルをWordPressにあてがう形でインストールしました。

https://ja.wordpress.org/themes/tutorstarter/

WP Dark Modeでダークモードにも対応したサイトに

WordPressで構築したサイトにダークモードを追加できるプラグイン、「WP Dark Mode」もインストールして、ダークモードでもコンテンツを閲覧できるように設定しました。

https://ja.wordpress.org/plugins/wp-dark-mode/

以下の記事でWP Dark Modeプラグインのインストールや設定などの詳細をまとめています。

コースの作成

WordPressで記事を作成するのと同じくして、コースを作成します。

コース内にレッスンの作成

コース内にレッスンを作成して読者に伝えたいコンテンツを作成していきます。

コース内に確認テストのの作成

コース内にレッスンを受けて読者に受けてもらいたい小テストなどの確認テストを実装します。なお、コース内に作成できるテストの種類はプレミアムと無料版で異なります。

コースはバンドル(Bundle)で販売できる

作成したコースを、一つのグループとして販売することができます。抱き合わせ商品という形でコースを割り引いて販売することも可能です。2025年10月現在は、バンドル機能はプレミアム限定の機能になっています。

TutorLMSは一部の翻訳が完全にはできていない

コースの管理画面やボタンなど、TutorLMSの一部のUIについては翻訳が終わっておらず英語のままになっています。