クラウドの概要まとめ:クラウドコンピューティングの概要、各社クラウドサービスの紹介

クラウド技術に関する概要をまとめました。

クラウドコンピューティングとは

クラウド コンピューティングとは、インターネット上のサービスとして、コンピューティング リソース(ストレージやインフラストラクチャなど)をオンデマンドで利用できる形式のことです。個人や企業が物理リソースを自己管理する必要がなくなり、使用した分に対してのみ支払いが発生します。

https://cloud.google.com/learn/what-is-cloud-computing?hl=ja

クラウドコンピューティングは、GoogleなどのIT企業が保有しているデータセンターのサーバーを部分的に使用することができるサービスです。サーバーを使った分だけ料金が課金されます。

従来はITサービスを提供するには高額なサーバーの購入、ネットワーク機器の購入、インターネット回線の契約などさまざまな工程が必要でしたが、クラウドサービスが登場したことにより、高額な初期費用を払うことなく、大規模サーバーを必要な分だけ間借りして使用することができるようになりました。

クラウドを使用することで、様々なサービスを従量課金で使用することができ、必要に応じてサーバーのリソースを拡大させることもできます。

クラウド技術の用途

クラウドの用途は以下のようなものがあります。

  • WordPressのサイト運営
  • データの保存
  • データの共有

クラウドはGoogle、Amazonなどの大企業が持つサーバーを部分的に使えるサービス

クラウド技術をざっくりわかりやすく一言でまとめると、大企業のサーバーの一部分を貸し出して使わせてもらえるサービスです。

クラウドのサーバーを使うと様々な機能を使える

クラウドのサービスを利用すると、様々な機能を一つのサーバーで使うことができます。

例えばWordPressで作ったサイトを公開するためだけのレンタルサーバーだと、WordPressのためにしかサーバーを使うことができませんが、クラウドのサーバーを利用すれば、WordPressでサイトをインターネットに公開しつつ、データを保存するためのサーバーとしてもクラウドのサーバーが使えたり、Redmineなどほかのアプリ用のサーバーとしてもサーバーを活用することができます。

例えば、WordPressをクラウド環境で運用すると

クラウドでWordPressで作成したサーバーをインターネットに公開すると以下のメリットがあります。

  • サイトの運営に適したスペックのサーバーを利用できる
  • 従量課金で料金が請求される
  • サーバーのスペックをアクセス数に応じてあげられる
  • バックアップなどの運用を好みに応じてカスタマイズできる
  • レンタルサーバーよりセキュリティ要件の厳しい環境を構築できる
  • よりページ速度の速いサイトの運用ができる

より詳細なWordPressをクラウド上で公開するメリットについて解説します。

1. 高い可用性と信頼性

クラウド(例:AWS、GCP、Azure)を活用すると、障害時にも自動でフェイルオーバーが実行される仕組みが整っており、サーバーの稼働率(アップタイム)が非常に高くなります。

2. スケーラビリティ(拡張性)

アクセスが集中した際、自動でサーバーのリソースをスケールアウト・スケールアップできるため、大量アクセスにも柔軟に対応できます。特にECサイトやキャンペーンサイトでは重要です。

3. バックアップとリカバリが容易

クラウドではスナップショットや自動バックアップが簡単に設定でき、万一の障害時にも短時間で復旧できます。

4. グローバル展開が容易

世界中に分散したクラウドリージョンからコンテンツを配信可能で、CDN(Content Delivery Network)を活用すれば高速かつ安定したアクセスが実現します。

5. 柔軟な料金体系

使った分だけ課金される従量課金モデルや、予算に応じたリザーブドインスタンスなど、ニーズに合ったコスト最適化が可能です。

6. セキュリティの強化

WAF、DDoS対策、SSL証明書の自動化、IAM(アクセス制御)など、クラウドならではの高度なセキュリティ機能が利用可能です。

7. 自動化とDevOpsの導入

CI/CDパイプラインやIaC(Infrastructure as Code)によって、WordPressのデプロイや更新、インフラ管理を自動化できます。

クラウドは、大手IT企業のデータセンターのサーバーのリソースを部分的に間借りする形で使えるので、様々な機能を使用することができます。従量課金であるため、使い方によっては思っているより料金が発生するので、考慮が必要です。

8.検索エンジンに最適なWordPress環境

レンタルサーバーを利用したサイト運営は、安価でかつ、それほど労力をかけずにインターネット上にサイトを公開することができます。ただ、サーバーの構築や運営をレンタルサーバー会社に任せきりになるため、セキュリティ面やパフォーマンス面で細かいカスタマイズができないのがレンタルサーバーのデメリットです。クラウドサーバーを利用することで自社・自身の好みに合わせた最適な環境を構築してWordPressサイトを運営することができます。

データをクラウドで保存する

クラウド上にデータを保存すると以下のメリットがあります。

  • ローカル(自分のパソコンやSSDなど)に保存するより安全にデータを保存できる
  • データを保存するのに従量課金で使用できる
  • データセンターにデータを保存するため自宅に落ちる雷などを考慮しなくてよい
  • パソコンを新しく買い替えてもクラウド上からダウンロードすればよくなる

クラウドストレージを利用すると、パソコン上にデータを保存せず、データセンター上のサーバーにデータを保存しておくことができます。データセンターのサーバーはクラウドサービスを提供している会社、例えばAWSやGoogle Cloudが管理するため、自分のパソコンでデータを保存するよりも安全にデータを保存できます。

また、クラウド上にデータを保存しておくことでもしパソコンが壊れてしまった際やパソコンを新しくした際にすぐにデータをクラウドからダウンロードして使用することが可能です。

クラウドでWordPressで作成したサイトを公開するには

クラウド上にWordPressで作成したサイトのデータを保存して、インターネット上にサイトを誰でも見られるように公開する方法をまとめました。

Google Cloudの利用

Google Cloudは、検索やYouTubeで知られるGoogle社が管理しているGoogleのデータセンターのサーバーの一部リソースを部分的に使うことができるサービスです。

Google Cloudを利用してWordPressサイトを運営するには専門的なクラウド技術の理解が必要になります。

Google Cloudの詳細については以下の記事でまとめています。

Google Cloudを利用して簡単にWordPressでサイトを作成できるKinstaの利用

KinstaはGoogle CloudをWordPressサイトを運営するのに最適な状態にして管理してくれるサービスです。

Kinstaの提供するGoogle CloudはWordPressでのサイト運営に最適な状態になっていて、Kinstaからのサポートも充実しています。

Amazonが提供するクラウドサービス、AWSの利用

AWSは、世界・日本どちらでも最もユーザーのシェアの多いクラウドサービスです。

AWSはユーザーの様々な要望に応えられるよう日々アップデートされているクラウドサービスです。仮想サーバー(EC2)からクラウドストレージ(S3)、AIのためのサービスBedrockなど、様々なサービスが展開されます。

AWSはAmazon社が提供するクラウドサービスです。AWSでWordPressサイトを運営するにはGoogle Cloud同様にクラウド技術に関する専門的な知識が必要です。

AWSについての詳細は以下の記事でまとめています。

AWSを定額で利用できるAWS Lightsailsの利用

AWSはAWS Lightsailsというサービスを展開しています。通常、AWSは従量課金制のクラウド技術ですが、AWS Lightsailsは一カ月定額課金でAWSのリソースを使用することができます。

https://aws.amazon.com/jp/lightsail

WordPress以外でもクラウドサーバーを活用する

サイトの管理用にクラウドサーバーを使うだけでなく、WordPressプラス他のアプリの用途としてクラウドサーバーを活用することができます。レンタルサーバーからクラウドサーバーへ移行するメリットは、レンタルサーバーではWordPressのみの限られた機能しか提供されなかったのがクラウドサーバーではWordPress以外の様々な機能を活用することができるということです。

まとめ

クラウド技術を利用してWordPressサイトを運営すると、様々な技術的な恩恵を得ることができ、共有サーバーでサイトを管理するよりもSEOの観点からも適切な状態でサイト運営が可能です。

ただし、クラウドでのWordPressサイトの運営には専門的な技術が必要になるので、KinstaやAWS Lightsailsでの使用がおすすめです。

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