Linuxの概要と使い方、技術に関するコンテンツまとめ

サーバーで使用されることが多いOS、Linuxについてのコンテンツを発信します。この記事では、Linuxに関して情報をまとめました。

Linuxの概要

Linuxは、1991年にフィンランドの大学生だったLinus Torvalds(リーナス・トーバルズ)によって開発が始まったオープンソースのOSカーネルです。

正確には、LinuxそのものはOS全体ではなく、ハードウェアとソフトウェアの間を管理する「カーネル」と呼ばれる中核部分を指します。一般的に「Linux OS」と呼ばれているものは、LinuxカーネルにGNUツールやライブラリ、パッケージ管理システムなどを組み合わせたLinuxディストリビューション(Linux Distribution)です。

https://lpi.or.jp/lpic_all/linux/intro/intro01.shtml

LinuxとUnix

Linuxは、UNIXの思想を受け継いで誕生したOSです。

UNIXは1969年にAT&Tのベル研究所で、Ken ThompsonやDennis Ritchieらによって開発されました。シンプルな設計と高い拡張性から、大学や研究機関を中心に広まりました。

しかし、UNIXは当時企業向けの高価なOSであり、個人が自由に利用できる環境ではありませんでした。

そこで1991年、フィンランドの大学生だったLinus Torvalds(リーナス・トーバルズ)が、UNIXを参考にしながら個人のPCで動作するOSカーネルの開発を開始しました。

開発したLinuxカーネルをインターネット上で公開し、世界中の開発者が参加するオープンソースプロジェクトへ発展しました。

現在のLinuxは、LinuxカーネルとGNUのツール群を組み合わせた形で利用され、サーバーやクラウド、組み込み機器など幅広い分野で使用されています。

オープンソースとクローズドソース

UNIXは、もともとAT&Tベル研究所で開発されたOSで、初期にはソースコードが研究機関や大学へ提供される形で利用されていました。その後、商用化が進むにつれてUNIXは企業ごとに独自開発されるようになり、ソースコードを公開しないクローズドソースのUNIXも増えていきました。

一方、Linuxは1991年にLinus Torvaldsによって開発され、ソースコードを公開するオープンソースの形で発展しました。オープンソースとは、プログラムのソースコードを公開し、誰でも確認・改良・再配布できる仕組みです。Linuxは世界中の開発者が協力して改良できるため、高い安定性や柔軟性を持つOSへ成長しました。

現在では、UNIX系の商用OSと、オープンソースで発展したLinuxが、それぞれサーバーや企業システムで利用されています。

Linuxにはディストリビューションという名前の種類がある

Linuxは、LinuxカーネルだけではOSとして必要な機能が不足しているため、カーネルに各種ソフトウェアや管理ツールを組み合わせた「Linuxディストリビューション」と呼ばれる形で提供されています。

ディストリビューションは、用途や目的に合わせて構成されており、代表的なものにはUbuntu、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)、Debian、Fedora、Amazon Linuxなどがあります。

例えば、Ubuntuは個人利用や開発環境で広く利用され、RHELは企業向けサーバー環境で多く採用されています。

同じLinuxカーネルを利用していても、パッケージ管理システムや標準ソフトウェア、サポート体制などに違いがあり、用途に応じて適切なディストリビューションが選択されます。

ディストリビューションとは

このように、カーネルだけではユーザはOSを利用することが困難です。そこで一般的なOSの形にするために様々なソフトウェアと組み合わせる必要があります。しかし、1から構成を自分で構築するのは時間と労力、そしてある程度の知識が必要になります。
そこで、LinuxカーネルとOSを構成するその他のソフトウェアを組み合わせる煩雑さをユーザから解放するために、最初からそれらを組み合わせた形で配布するという形が生まれます。これがディストリビューションです。つまり、ディストリビューションとはカーネルとそれをとりまくソフトウェアセットということになります。通常Linuxといった場合、このディストリビューションを指していることがほとんどです。

https://lpi.or.jp/lpic_all/linux/intro/intro02.shtml

各ディストリビューションの情報については以下の記事でまとめています。

多くの大規模サーバーで使われるのがRed Hat Enterprise Linux

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)は、企業向けに提供されている代表的なLinuxディストリビューションです。

高い安定性、長期間のサポート、セキュリティ対策が特徴で、金融機関や大企業の基幹システム、クラウド環境など、大規模なサーバーで広く利用されています。

RHELは、運営元であるRed Hat社による公式サポートが提供されており、企業が安心して利用できるLinux環境として採用されています。

また、RHELを基にしたCentOSやAlmaLinuxなどの互換ディストリビューションも存在し、Linuxサーバー環境の発展に大きな影響を与えています。

https://www.redhat.com/ja/technologies/linux-platforms/enterprise-linux

Red Hat Enterprise LinuxはRed Hat 社の提供で、Red Hat社はIBMの傘下

https://www.redhat.com/ja/ibm

個人で使用されるのはUbuntu Desktopが多い

Linuxに関する資格、LPIC/LinuC、Red Hat認定資格、Comptia Linux+

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